歌会に参加した

 

f:id:shshkn700:20180517223414j:plain

学内に歌会の開催のチラシが出ていた。

自分は元来、詩や俳句、短歌が好きで、中高の国語の授業の時なんかも授業の内容はおざなりに、教科書に少ししかページを割かれていない漢詩や短歌をなんども読んだりしていた。

大学に入ってしばらく経つと、周りの友人が詩を嗜んでいたり、詩に関するイベントをしたり、いい詩人の本をオススメされたりしているうちに自分でも主にtwitterで短歌や詩を詠んだりしている人々を観測しだした。

発表に関しては、小学校の時の地域の新聞の俳句欄への投稿(そういう宿題だった)以外自身が発表するみたいなことは一切なかったし、何なら歌会が一体何をさすのかすらも知らなかった。みんなで歌を読み合うのかなとかそんな感じ。

 

一週間ほどでうたを作って、メールで二首送った。メールアドレスの横に自動的に表示される名前を見るとメーリングリストに登録されていた後輩だった。(自大学ではいまだに連絡にメーリングリストを使用している)。一体どういう風になるのか明日が楽しみで、後輩にその日のうちにどんな風にするのか聞きに行った。初めてだった自分に勤めて丁寧に教えてくれたので、あまり心配せずその日は眠りについた。

ちなみに二首は一番下に書きます。

 

歌会は想像していたよりももっと短歌を鋭くするというか、ブラッシュアップしていく作業をみんなで行っていく、みんなで短歌をどう読み解くかみたいなことをしていて、非常に面白かった。みんなでこういうことをする一番いいメリットは自分で気づかないところをもっと感度の鋭い人間が見つけたりするところだ。言葉の選び方の丁寧さに感心したり、短歌の内容に共感できるところが多かったりで学びが多かった。

自分の書いた文章が人のくちから音となって出てくるのは何とも言えずいい気持ちがした。声が入ると、文章は驚くほど様々な様相を見せる。

ビギナーズラックなのかどうなのか知らないが、後輩(短歌の会?みたいなものに所属しているらしい)に褒めてもらえてとても嬉しかった。何にせよ自分は褒められると伸びるタイプでどんどんやってしまうので、短歌や詩はこれからも調子に乗って続けていこうかなと思う。今日はその詩の後輩が去年出した詩集と、文化的に焼け野原だと思っていた自分の地元が、短歌や詩に関しては地方だとトップレベルだということを後輩に教えてもらい、さらにその本も貸してもらったので、書類が終わったら読もうと思う。書類からの現実逃避のブログ記事。

 

 

 

冷やし中華を冷やし麺というところに感じるある種のいとおしさ

 

フェス会場の空を舞う鳶(トビ) お前も聞いているか俺たちのいのちを