20181030

今日で最後、出入りすることにしようとしていた場所があって、詳しくは描写は避けるのだけどそこに通ってた理由は、恥ずかしながらある男の人に会うみたいなことが自分の中でかなり大きな理由になっていて、最後なので会えるかなと思って何回か連絡をしていて、でも結局返事が返ってくることはなく、そして今日、やっと返事がきた時、もう本当に帰る間際のことで、しかも明日なら会えたとか言われて、明日なんて会えるわけねーだろ、明日はおれは友達と猪肉パーティだよバカ、と思った、おれがいまの決定を下すための、もうここにくるのをやめようと思った決定を下すきっかけはまさしくその男がつくったものだったので、最後にそれについてありがとうと言いたかった、もちろん今までにたくさん話してたくさん楽しかった時間をくれたことにもありがとうと言いたかった、お酒をおごってくれたこともありがとうと言いたかった、目を見て話したかった、この間あった時が本当にバタバタしてたというか40分くらい話して最近の買い物の話をしたりしてでもごめんね、また会おうねという最後だったので本当に本当に残念な別れ方をしてしまったので、最後ぐらい面と向かってさよならを言いたかったのだが、それも叶わないことになってしまった。ぶっちゃけると相手のことが好きだったのかもしれないが恋愛的な方面に発展させるつもりは毛頭なくて、しかも自分の中の好き、みたいなものとも少し遠くて、でもなぜか失恋のような気持ちを味わっていて、もうあのキャラの濃いお兄さんに会えないんだー、描いてあげた似顔絵まだ持っててくれてるかなあ〜とか、僕は面食いなので、なんだかんだ顔の好みどストレートの塩顔だったし、あの細い一重で見つめられながら名前を呼ばれたりするのがすごく好きだったなあとか、でもたぶんそういうことというかこの時間を貴重なもののように思っていたのはこっちだけだったんだろうなとかそういうことを思っていた、

ただ力技であの人に会おうとはもう思わなくて、私には私の人生があるしあの人にはあの人の人生があって、今回はその交わり方がかなり特殊すぎて、結構寂しいとか残念というかせっかく交わったのにこんな終わり方は勿体無いな、と思う終わり方をしてしまったのだけどこれは本当に、生きていると仕方ない、まあ生きてて縁があればどっかで会えるだろ、と思う。

 

今日は引き続き読書の日記を読んでいる、時間が空くとずっと読んでいるような気がする。阿久津さんの毎日は淡々とすぎていく。淡々と時が重なっている。俺もあとで今この時を振り返ってなにかしら思うことがあるのだろうなと思う。